18. 気管支喘息と鍼灸治療
鍼灸治療は古くから呼吸器疾患にも応用されており、近年は気管支喘息、気管支炎や肺気腫への鍼灸治療の有効性について、臨床研究も多くなされています。
気管支喘息においては吸入ステロイド薬など標準治療の補助としての位置付けです。
治効の機序としては、自律神経を介した気管支拡張作用による気道抵抗の改善、免疫調整作用による報告があり、治療効果としての可能性が考えられています。
気管支喘息と鍼灸治療
また、薬物療法と鍼灸治療を併用することにより、喘息症状のさらなるコントロールの可能性も示唆されています。
補完的な役割は生活の質を高める一助となり得るのではないかと考えています。
治療に用いる経穴は、手の太淵穴,尺沢穴,胸や腹部の中府穴,,中脘穴,関元穴,
背中にある肺兪穴,脾兪穴,腎兪穴といった部などを基本として鍼灸治療をおこないます。